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真に受けると凶な一言なのかも
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古典を馬鹿にしてはならない、古典は何事にも基礎である

【解説】
ここでいう古典とは今まで使われてきた定型パターンを指す。
文章や絵画をやった事のある人ならば定石だったりデッサンの作品が評価されにくいと感じた事があるはずだろう。
絵画で例えればデフォルメした人の方が忠実に表現したデッサンよりその人の工夫やその人間について評価が集まる。
それは新しいという目新しさや絵の癖から作成者が分かるという安堵感にすぎない。
実力としては精巧にデッサンした方が上、だが癖がないから評価というのは正確性や背景の美しさ、素朴さでしかない。故にデッサンは基礎だけに損と言われる。
しかし基礎がちゃんと出来るからこそ「どんな方向にも転向できる資格を得る」という部分には誰も触れない。

小説においては基礎という部分においては習得が可能だが、典型パターンというのは誰も教えてくれない。
でも人気の出やすい作品というのは特定の典型パターンに沿っていて、パターンを知っているから結末が分かっていても安心して最後まで付き合ってくれる。
固定のファンが付かないうちは読者の心をつかむには結構大切な事なのです。

ただし、懸賞だったり大きな賞というのは猿真似と思われたり、読み飽きてしまっているので通用しません。

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