2008/09/18 (木) 報告をまとめるのは学者、上向きと予想するのはアナリスト、最悪を想定するのは作家

「景気経済は魔物」というほど予測が出来ないものをどう扱うかというのは勘とデーターしかないものです。

データをまとめて方向性を予測しているのは学者の仕事ですが、
何かしらといい材料だけ見つけて上向くと流布するのは投資家の話。
そして騙されるのは個人です。
作家の場合、そのまま考えてるのは話として面白くないので面白い状況を作らなくてはいけません。
（調査するとマイナス要因がいっぱい出るので自然とマイナス要因になることが多いですが…）
結果、大抵は下向きのシミュレーションを作ります。

景気や経済でアナリスト以外は全員安全圏内にいるのですが、
楽観説を唱えられるのは損切りしているでしょうね。つまり全員が安全圏内にいるようなものです。

上向きといって本当に上がったら儲けもんですしね
本質なんていうのは当事者にとっては先が見えないものなのです。

正しい選択というのは後世によって様々な歴史の選択肢を考えた結果でしか見えてこない訳で、
どの選択が正しいのかはその時の時勢、判断に左右されているのかもしれません。

2007/10/24 (水) あらゆる知識を100や200出すのは難しい

【解説】（思考に関するため確定は打てません）
ランキングや雑学を出すようなTV番組があるけれども長期で続いた事は無い。
何故ならばネタが尽きるから、もしくは似たようなネタになるからである。

「人は考える葦である」（パスカル）　　→〔対語〕「思考というのは魔物であり人生を無駄にさせる」（ある数学者）
「人はは根源無く知を求めるものである」（ニュートン）　と、
考えたり雛型を使うのはとても面白いがやはり全ての事に限りはあります。
まして一人の思いつける事など僅かにすぎません。

あらゆる方法、手段も限りがあり、限られたものでどのように導き出すか
というのが必要なのかもしれませんね。

2007/03/04 (日) 何もない事こそ最大の商品なのだ

【解説】
サービス業というのはクレームや回収、修正あっての改善なのです。
つまり受け手側に不満がなければ、事故がなければ最大の商品を提供したという事になります。

「平和だな」、「素朴だな」、「妥当かな」は最大限の褒め言葉かもしれません。
食事ならいつの間にか無くなっていたレベルが丁度良いのかもしれませんね。

（美味しくて黙って食べるという意味でなく）美味しいとは言われなくても気が向いたら食べたいのが丁度良いのかもしれませんね

2007/02/19 (月) 一見地味で意味が無いように思えても客はそれを望んでいる

【解説】
同じ収益で効率重視とサービス重視のお店があって、どっちが儲かっているかと言えば効率重視の店である。
現実問題として客が来るかと言えばサービスが良い方が印象が良いのです。
良すぎても人に教えたくないという欲が出てしまい集客能力があるかといえば微妙ですが、客の視点から見てみると小さな事の方が大きなミスよりも気になるものです。

小さな気配りというのは言いにくいだけにちゃんとしていると評価が高いのです。
つまりは何もない、普通という事がとても大切な事なのかもしれません。

例えば皿に焦げが付いているとか、食器が汚れているとか、トイレに気を使っていないとか、
働いている側の視点とサービスを買う側では目の行くところが違うのは不思議な話です。

コップ一個が綺麗なだけで売り上げが上がったという話は案外知られていない。