2007/03/22 (木) 好きで我慢するより苦手でも得意で押し切った方がよい

「好き」、「楽しい」、「得意」というのは
好きというのはいづれ嫌いになるという事でもある。

経験上では苦手、嫌いな方が時間が経つとのめり込む可能性が高い。
ただ単に「その時不運が重なった」とか「表現が上手くいかなかった」とか「貶された」だったりするものです。
苦手が本当に苦手かというとどちらかといえば得意としていた方が弱かったとか現実に起こります。
弱いけれど得意なんですよね。

楽しいというのは付加価値に近いもの、自信があるから楽しいのです。
麻薬に近い性質を持っている為、これだけが先行すると非常に厄介なものだったりします。

順序としては
好き≦得意＜楽しい　の順ですが

仕事となっちゃうと
得意、楽しい＞好き　だった方が上手くいく事が多いのです。

趣味にしちゃうほいう方法もありますが時間あっての趣味ですから根気が必要になるかもしれません。

2007/03/10 (土) 百人の参加者より一人の賢人

【解説】
クイズをした時集団であっても使えない人はやっぱり使えそうもない。

世の中「三人寄れば文殊の知恵」とか「十人十色」といいますが
現実は「枯れ木も山の賑わい」や「烏合の衆」の方が強いです。
ひどい話だと「三人居れば派閥が出来る」とも…

海外の翻訳文なのですが１からは２が出来、２からは３が出来、３からはいっぱい出来る。
筆者としてはよく分かりません。三人寄れば合議が出来る程度にしか思い浮かびません。

そういえば３、５、７が日本ではおめでたい数字と言われていますが、様々な説があります。
７については完全な数字だとか何だとか言われているのですが、
３と５が好きな理由というのは日本独自の音の切れだったり習慣が関係しているとか言われているようです。
古くからの音のテンポが丁度とか諸説があるので断定は出来ません（曖昧なので調べ直さないといけないのですが…）

閑話休題、実際の会議の中で雑談だけ、座っているだけという形式的な内容をするよりは最初から決まっていた方が話は進むものです。
「何をやりましょう？」ではなく「問題はありませんか？」の方が発展しやすいものです。

「異議なし」で出来レースになったり、暴走してしまうのもたまにきずですが…

2007/03/10 (土) どんな参謀でも独りでは道を誤る

【解説】
かつて天才と呼ばれた人が苦手とした事がありました。
それが点と線を繋げるという簡単な事。
単純明快であったはずなのに深く考えすぎて全部の選択肢を間違ってしまったという誤りを行ってしまった。

人生の中で疑ったり、深く考える事や知らないふりをする事が多くなっていきます。
まっすぐ考えれば良かったのに策士策におぼれる状況なんて結構多いですよね。
アントニオ猪木の「馬鹿になれ」ってそういう意味では素敵です。
知らないを知らないと言えるって歳を重ねるとなかなか出来る事ではないのですから。

一人で迷いそうな時は違うと言える友人がいれば迷わずに済みます。
一緒に迷うのも良い思い出という事で…

2007/03/10 (土) 人生ギャンブルの連続である

【解説】
かつて開高健というベトナム戦争に取材に行った作家は「遊びとギャンブルだけは最後に残るもの」と言ったそうです。
危険の中に身を置いた経験でしょうか、常に一か八かという環境でなければ退屈すると言っていました。
例え話としてギャンブルで最後の博打を打つ時の高揚感というのは耐え難い快楽に似た感情なのだと。

自身の生傷一つで感染症で死んでしまうような状況下の中で生還し、一時的な生の実感を得た中での話なのかもしれません。
『ヘリに乗せられ助かった日の事、ベットを叩きながら「あぁ、俺は生きているんだ」と生の実感を味わったのだが寝てしまったらただのベットだった、「人間って傲慢なんだな」とその時味わったのだ』
この言葉が全てを語っているのかもしれませんね。

「着実に、着実に」という人もいるかもしれませんが、「明日誰かが訪ねたら勝ち」というようなギャンブルについては言葉ではふざけるなと言いつつも乗り気になるかもしれません。
それほどギャンブルというのは麻薬のような魅力があるのかもしれません。

ギャンブルというのは希望であり、絶望である
生死が決まる時点での判断というのはギャンブルがつきまとうものである。

2007/03/04 (日) 何もない事こそ最大の商品なのだ

【解説】
サービス業というのはクレームや回収、修正あっての改善なのです。
つまり受け手側に不満がなければ、事故がなければ最大の商品を提供したという事になります。

「平和だな」、「素朴だな」、「妥当かな」は最大限の褒め言葉かもしれません。
食事ならいつの間にか無くなっていたレベルが丁度良いのかもしれませんね。

（美味しくて黙って食べるという意味でなく）美味しいとは言われなくても気が向いたら食べたいのが丁度良いのかもしれませんね

2007/02/19 (月) 冷めた目で見てしまうと何を見たって面白くない

【解説】
最初の頃は「毎日でも」と言うほど面白いと感じていたはずなのに時間が経つとどうでも良くなってきて事務的に処理するようになる。
何をすればどんな風になるというのが大まか分かってしまっている状態、諦めた状態において多い。

もう一度気持ちを熱くするためには面白いと感じるものが必要だがそうそうそんな都合の良いものがあるはずがない。
きっと次こそは面白いと思えるならばギリギリ持たせる事が出来るだろう…か

2007/02/19 (月) 一見地味で意味が無いように思えても客はそれを望んでいる

【解説】
同じ収益で効率重視とサービス重視のお店があって、どっちが儲かっているかと言えば効率重視の店である。
現実問題として客が来るかと言えばサービスが良い方が印象が良いのです。
良すぎても人に教えたくないという欲が出てしまい集客能力があるかといえば微妙ですが、客の視点から見てみると小さな事の方が大きなミスよりも気になるものです。

小さな気配りというのは言いにくいだけにちゃんとしていると評価が高いのです。
つまりは何もない、普通という事がとても大切な事なのかもしれません。

例えば皿に焦げが付いているとか、食器が汚れているとか、トイレに気を使っていないとか、
働いている側の視点とサービスを買う側では目の行くところが違うのは不思議な話です。

コップ一個が綺麗なだけで売り上げが上がったという話は案外知られていない。

2007/02/19 (月) どんなに面白くなくても見たい人は期待している

【解説】
思った以上に面白くなくても作家さんが好きだとか、「あとがき」が好きだとか、参加する姿勢が好きだとか、
そういう方にとっては作品が見られないのはとても残念な事だと読み手としては思ってしまいます。

逆に書き手は「面白くない」というのは聞くけれども一作を作る労力を考えれば落とせるなら落としたい時だってあるのです。
心境としては「誰か一人でも期待している人が居るならば書き続けなければいけない、でも…」
いろいろ考える事があるのです。

丁度迷いが吹っ切れる頃が締め切りなんですね。
作者はただ書くだけ、しかし締め切りまで引きずっていたら手が止まる。
その繰り返しで消えてしまうのも悲しいですね。

2007/02/19 (月) 案外人気がないと思っていると見られている

【解説】
自分の行動や作品、ブログにおいて人気がないからといって適当にやっていると
思いっきり指摘を受けたり、思わぬ大問題になったりするので注意しましょう。

人気がないのは間違えないが一見さんの口コミやリンク元からは丸わかりです。

2007/02/08 (木) 下書きがあるから文章が組み上がる

【解説】
一発書きで出来るというのは余程の事がない限り成立しません。
絵画なんかでは場合によって歓迎されるけれど、小説では拙劣という意味で歓迎されないのです。

闇雲に書かれているものはメモ、感想、放言という扱いです。
工学を勉強していた頃、具体性がなければ単なるメモとして扱われました。
適当というのは知らずに相手に感じ取られてしまうものなんですね。

ちなみに筆者の場合、短編四ページ書くのにメモが十枚程度必要とします。
同量が必要とまでは言わないまでも知らない内に出来上がってページ以上のメモがあるのではないでしょうか？

2007/02/08 (木) 何度の推敲したあげくの産物が一行

【解説】
何度書いて、推敲して、考え抜いて出した結論はシンプルが良い。
想いの詰まった最高の文章がたった数文字だったという話。

ただし、気持ちが伝わらず手抜きに思われてしまう可能性は捨てがたい。
…が、返事があるだけで嬉しいので後の笑い事で終わります。

使い方をも違えると最も怖い手紙も出来てしまうのは気づかなかった事にしておこう。

2007/02/07 (水) 一度骨格を決めて運営すると変更するのは難しい

【解説】
HPで改装をした人なら分かると思うのですが、一から作り直すというのはかなり面倒くさい作業です。（だから今ある定型を使い回すのです）

同様にカテゴリーだったり、荷物の配置だったり、人間関係だったり。
出来上がった箱を徹底的に壊さないと出来ない訳なのですから勇気が要り、途中でとても嫌になってきます。
でも一度真っ白になると案外トントン拍子に決まっていくものです。

2007/02/05 (月) 図星ほど腹が立つ

【解説】
真実や正しい事ほど反撃が難しい分対応に苦慮します。
人間どうして良いか分からない場合、怒→哀→楽→喜（「怒」以外同不順）でまず怒ります。

また、恥ずかしい、隠したい、見たくない、どうしようも出来ない等、負の感情と同居している場合も多いため本当の事を言われたら腹が立つのは慣れない内は当然なのです。
腹が立たなくなったら開き直っているか、同情しているかのどちらかです。

2007/02/05 (月) ズルズルと辞められなくて仕事になる

【解説】
趣味だったり、ちょこっとだけのお手伝いだったものって断りづらく、嫌々やっている内にプロになってました。という話は結構あります。
何かと状況に流されてみるというのも悪くないのかもしれません。

…それで生活できるかというと、また別の話です。

2007/02/05 (月) 使えないモノを作って愛用する

【解説】
使えそうなものを事前に作っても実際に使うのはわずかな資源だけだったりします。（特に人に渡す場合）
逆に使えないからといって適当に扱っているものの場合後々になって役に立ったり、いつの間にか自分用として愛用していたなんて事がよくあります。

知らず知らずのうちに「誰も使わない」と思いこんで自分用にカスタマイズしているうちに名器が出来てしまうという悪い例。
自分が欲しいものは共通の悩みを持つ人が結構欲しがっているもんなんですね。

2007/02/05 (月) 予期もしない時に現実という選択肢を迫られる

【解説】
ある時を境に急に将来が不安になったり、現実的な事を考えるようになる。
病気で死ぬとか、就職だとか、（嫌いだったにも関わらず）子供が欲しくなったりするとか。

ちなみに今回の内容は「いた仕方なくならざる得ない」ではなく急に現実が見えてしまって恐怖するという意味です。
そんな時に邪魔が入ったり、誘惑が多かったりするもんなんでしょうね。

2007/01/30 (火) ある物語に出会い追いつきたくて小説を書きたくなった。ただそれだけなのです。

【解説】
今でこそ印税がなんだとか、簡単に習得できるからとか言うけれども最初の目的は金ではないし目立つ訳でもない。気が付いていたら書いていたに過ぎない。
最初の情熱というのを忘れたら目的自体一緒に忘れてしまって寂しいものになってしました。

小説を書くまで作文という類の物は大嫌いでしたし、有名な本についても理解できませんでした。
解説も見所も知らない中で指標というのは何だったのでしょうか？
恐らくは大勢の評価とは大人びたい当時の心境、そして分かっているという決めつけだったのでしょう。
あった事を時系列にメモし、定型の雛壇を書くように感想を付加し、指定の行数で終わらせるという行為に嫌気がさしていたのだと今は感じています。
作文は時系列のメモ、本は不倫を描いた子供にとって理解しがたい本、面白みもへったくれもない。

それから数年後同人誌というのものに出会い「小説ってこんなに自由なものなのだ」と感動するようになります。
その一番最初に見た同人誌（正確には演劇脚本の為の原作）と同じ物が出来るのだろうか？
やり始めると思った以上に難しくて試行錯誤してそうやって一作目、二作目と書き上げるようになったのです。
苦労はしつつも楽しかったのを覚えています。

設定を考える楽しさも、書き上げる最中の高揚感も、読者の反応を見る楽しさも出会わなければあきらめたまま二度と無かったのでしょう。
書くという行為は麻薬に似ると言った人が居ましたがまさにその通りなのかもしれません。

2007/01/29 (月) 物書きが書いて現実逃避している

【解説】
締め切り当日に筆者が本当にやっていた事。
書くためには何かしながら気力を高め、集中させるという初期動作というのが必要になります。
新聞を読むとか、絵を描くとかを軽く１５分時間を割きます。
筋が外れると本来は締め切りの大分前にやっていく願かけとか当日にやりたくなっちゃったりしちゃいます。
この言葉は圧倒的に後者の現実逃避です。

－－－－mail Start
今日が締め切りなのになに呑気な事しているのだろう？
少し逃げたい気分だ。
物書きが書いて現実逃避しているなんて前代未聞だが絵に逃げたら一気にメルヘンにひとっ飛び。わぁい…なんて事は絶対にあってはならない。
さて、今日中に間に合うか
－－－－－mail End

当日にメールとかブログが気になるという重傷な内容です

2007/01/29 (月) 読者の為は作者のエゴである。

【解説】
一つ面白い作品を出してしまうと「このジャンルならあの人」という風に特定のジャンルを望まれるようになります。
筆者としては全ジャンルを出す予定だったのが「特定ジャンル限定で書いてください」と言われたり、
ファンから「次は某ヒット作みたいなものが読みたい」と言われる事があります。
筆者としてはそれでも良いはずなのだけど、
売れるだけという観点からでなく様々な視点で見ていきたいと考えているのです。

売れても良いけど他の話において実力が無ければ意味がないので、どんなに言われようがガス抜きで時々書く程度が一番なのだと考えています。
最終的には「好きだから」、「楽だから」といった理由で逃げちゃいますからね。
使用可能なジャンルというカードは何枚あっても困らないはずです。

「読者のため」はプロになってからで十分だと思っています。
締め切り寸前になって「これしか書けない」というのは致命傷です。

2007/01/29 (月) 制限をかけないと面白味がない、かといって制限をたてれば後々苦労する

【解説】
物語を作るときテーマを決めて作る事が多いと思います。
テーマを絞るとある制限を自分自身にかけてしまいがちです。
ですがあちこち八方美人に作品を作るわけにもいかずやはり制限をかけないといけない。

…だけど「調子が良いから」、「最初から内容が決まっているから」といって公言するのは後々になって首を絞める事になります。

「必ずハッピーエンドにします」
そう言ったばかりに深刻な内容だったり、深みのある結論が出来ず、
結局出来上がってもお蔵入りになってしまうなんて悲しい事が起こってしまいます。

口は災いの元ですね

2007/01/28 (日) 勇気と無謀は似て非なるもの

【解説】
何だかんだいって前進しないといけない時ってあります。
どうしようもなくてやけっぱちで大きな手を出す事があります。

自分の器や勢いを無視して地道な手を出せないばかりに余計傷を広げてしまう結果になる。
ある程度守りの一手が出来ていれば苦労しなかったのに…と素直になるのは後悔した後です。はい。

2007/01/28 (日) 打ち取らせて僅差で勝つ

【解説】
麻雀やっていると３人が攻めに入っていて自分には目がないという、どうしようもない事があります。
もしくはオーラス（最終局）で相手が焦ってしまって明らかな安手という状況があります。
そんな時最も有効的な方法が「わざと振り込む」という勇気なのです。
相手にしては「気が付いたらいつの間にか負けていた」となって、惜しいと悔しがるか「完敗」と言ってくるでしょう。

ちなみにあくまでも一回限りの手段であり、何度も使うと重傷になるし、間違って大打撃にふってしまうと瀕死に陥ります。
生兵法は怪我の元という事で慣れないうちは安全策が一番という事でもあります。

類義語：「肉を切らせて骨を断つ」

2007/01/25 (木) 古典を馬鹿にしてはならない、古典は何事にも基礎である

【解説】
ここでいう古典とは今まで使われてきた定型パターンを指す。
文章や絵画をやった事のある人ならば定石だったりデッサンの作品が評価されにくいと感じた事があるはずだろう。
絵画で例えればデフォルメした人の方が忠実に表現したデッサンよりその人の工夫やその人間について評価が集まる。
それは新しいという目新しさや絵の癖から作成者が分かるという安堵感にすぎない。
実力としては精巧にデッサンした方が上、だが癖がないから評価というのは正確性や背景の美しさ、素朴さでしかない。故にデッサンは基礎だけに損と言われる。
しかし基礎がちゃんと出来るからこそ「どんな方向にも転向できる資格を得る」という部分には誰も触れない。

小説においては基礎という部分においては習得が可能だが、典型パターンというのは誰も教えてくれない。
でも人気の出やすい作品というのは特定の典型パターンに沿っていて、パターンを知っているから結末が分かっていても安心して最後まで付き合ってくれる。
固定のファンが付かないうちは読者の心をつかむには結構大切な事なのです。

ただし、懸賞だったり大きな賞というのは猿真似と思われたり、読み飽きてしまっているので通用しません。

2007/01/25 (木) 存在していないからこそある伝説というのがある

【解説】
覆面で仕事をしていればどんなにもの凄い偉業を達成していても表には出ないものである。

実際は大した仕事をしていなくても後続者がイメージを膨らませて大作を作り上げる事がよくある。
生むよりも育てる方が難しくて、本来ならば古典パターンで書いていたものであったが受け手にはもの凄い面白い話に話が飛ぶ。
正体がないので結果、知らないうちに原作者がすごい人に成り上がってしまう。
原作者は祭り上げられて、次回作の重圧がかかる。
当然の事ながら期待される内容というのは現在のクオリティでは満足されない。
重圧に押しつぶされる、何枚切っても満足出来ないので原稿が怖い、やる気喪失、ペンが持てなくなる。

締め切りという言葉がすごいストレスになります。何度締め切りも落とすようになったりもします。
すると良心の呵責に耐えられなくなって逃げてしまうのです。

今思うとプロって怖いと思ったりします。
名前を変えて再スタートしても芽があるなら徹底的に踏みつぶす世界みたいです。
プロになる気はないけれども読者から身内から叩かれる雑草でなきゃ生き残るのは難しいようです。

2007/01/25 (木) ８０％出来てようやく意図というのが相手に分かる

【解説】
円を描く事を頭に入れながら次の言葉を読んでみてください
「２５％では何か分からない、５０％ではまだブレる、７５％でも相手によってはねじ曲がる。」

誰かが物語の世界をモチーフにする場合、必ず原作者と思想が食い違う展開で書かれる事が多い。
だが不思議な事に話が１００％書かれている場合と５０％書かれている場合では話の展開が大きく異なる。
１００％→設定に忠実な話
　５０％→アナザーストーリー
になりやすい。（推理系統では例外あり）
そこで何パーセントなら話に変質が起こらないのか？
８割、９割まで行けば（大抵は仕上げ段階に近いのだけれども…）誰が見ても明らかに違うという違和感を感じるようになるのだ。
特徴はありつつも本物とは違うと分かる人が完成度にしたがって多くなるようにみえる。

アナザーと本物のどっちが面白いかというと
「時に偽物は本物を凌駕する」、「悪貨は良貨を駆逐する」、「やはり本物には本物の匂いがある」
読んだとき一番しっくりした言葉が答えなのかもしれません。